プレスリリース

Baidu.jp プレスリリース

報道関係各位

2014年05月07日

『みんなの顔文字辞典』への大量のアクセス報道につきまして

一部報道にあります顔文字関連サービス提供サーバーに対する当社からの大量のアクセスに関しまして、一部事実と異なる事項がありました。この件に関しまして、当社の見解を以下のとおりご説明申し上げます。

本件の経緯と事実確認

2014年4月10日(木)18時頃から20時頃の間に、当社IPアドレスから『みんなの顔文字辞典』が運営しているサーバーに対し、30万回近くのリクエストが送信されました。当社で確認したところ、 1秒間に50回にも上るリクエストがなされていました。

2014年4月10日(木)20時頃から22時頃の間に、当社IPアドレスから『みんなの顔文字辞典』が運営しているサーバーに対し、40万回のリクエストが送信されました。当社で確認したところ、 1秒間に80回にも上るリクエストがなされていました。(訂正:IO株式会社様のご指摘により修正いたします。)

当社は、『みんなの顔文字辞典』を運営しているIO株式会社の代表に対して既に連絡を取っております。直接お会いし、当社のリクエストによって『みんなの顔文字辞典』が受けた影響等について確認させていただきながら、正式に謝意の伝達と、先方の見解をお伺いしたいと、面会の依頼をしており、IO株式会社さまからのご回答をお待ちしているところであります。

(訂正:IO株式会社様からは書面での説明をお願いしたいとの回答を受けておりました。
一方、弊社は直接お会いし正式に謝意の伝達と、先方の見解をお伺いしたいと、面会の依頼をしておりました。なお、先日、IO株式会社様とお会いする機会を頂きました。 )

一部報道に関する事実関係につきまして

当社の現場研究開発スタッフは、当社辞書に関連付けられた一般「よみ」アソシエーションテーブルの品質改善の試みとして、当社グローバルIPアドレス配下のサーバーを活用して今回のリクエストを実行しました。関係者への聞き取りを含む調査の結果、この行為に関して当該スタッフが上長の事前確認をとっていないこと、及び上長による指示に基づく行為ではないことが確認されました。

リクエストの際に送信された文字列は、当社内で自然言語処理を行った当社内で保有する文字データーです。一部報道にありますユーザーの入力データーではありません。

一部報道で報じられた当社元社員の発言内容に関しまして、該当業務の担当で昨年に当社を離職した社員はおりません。昨年に当社を退職した50代男性一般社員がいましたが当該社員は、当該業務を担当しておりません。当社が報道にあったような証言について調査した結果、そのような事実はないことを確認しました。なお、当記事のURLは掲載側の都合により削除されています。

今後の再発防止策について

今回の件に鑑み、当社は、以下の再発防止策を実施し、管理体制の一層の強化に努めて参ります。

  • 本来実行してはいけないコードを検知するような技術面での再発防止策の検討及び導入
  • 承認フロー体制の確立
  • 社員に対するコンプライアンス教育の徹底

バイドゥ株式会社について

世界の検索市場において第2位のシェアを有しており、米国NASDAQへ上場しているBaidu,Inc(本社:中国北京市、代表者:Robin Li)の日本法人です。2009年12月に「Baidu Type(ベータ版)」(2011年3月に「Baidu IME」と改称)をリリース、2011年12月よりAndroidアプリ、日本語入力キーボード「Simeji」など新サービスを次々に公開しています。

Baiduオフィシャルサイト: http://www.baidu.jp/

本件に関する報道機関からの問い合わせ先

バイドゥ株式会社 マーケティング・広報部
E-MAIL: pr-jp@baidu.com