Baidu.jp プレスリリース
報道関係各位
2015年10月13日
バイドゥ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 Charles Zhang、以下バイドゥ)は、中国の国慶節前から終了までの時期(2015年8月1日~10月7日)に中国の百度検索で検索されたキーワードの中から“日本”に関するキーワードを抽出し、検索数をランキング化して発表します。これにより、中国人が日本に関してどのような興味・関心があるか、その傾向を把握することができます。
図①を見ての通り、日本旅行への興味は国慶節の1ヶ月以上前から高まっています。日本に来てから何かアプローチをするのではなく、旅行の比較検討段階で、アプローチすることが効果的であると言えるでしょう。
全ての図で顕著なのがモバイルからのアクセスの増加です。特に図③において、「北海道」のモバイルでの伸びは、前年比130%で、断トツ1位。PC検索量の6倍以上になっており、この1年で中国市場でのモバイル化が急激に進んでいることを理解することが重要でしょう。ただ、PCも減少しているわけではありませんので、インバウンド施策を検討する企業はPCとモバイル両方で考える必要があります。
中国人の旅行も団体旅行から個人旅行へ移行しつつあり、各都道府県名の検索キーワードも増加しています。しかし、ランキングからわかる通り、大多数が、まず東京、大阪、京都、北海道を検索しており、実際訪問していますので、「東京から1日足を伸ばして〜」などのアプローチが実際に個人旅行客を地方に向かわせる具体的な施策として効果的かもしれません。
(図①)
(図②)
(図③)
本年8月1日から10月7日までの検索によると、世界各国の中でも「日本」がPC、モバイル共に第1位となっています。PCにおける検索数は対前年比でそれほど変化はありませんが、モバイルにおいては対前年比184.4%となっており、モバイルでの検索が飛躍的に伸びているのが伺えます。
(図④)
(図⑤)
PCにおける日本国内の検索キーワードは「東京」が1位となりました。2位の「京都」とは大きく差が開いていますが、今年は全体的に各地域のキーワードも増加しており、日本国内各地への旅行のニーズが増えてきている傾向にあります。
また、モバイルでの検索キーワードを見ると北海道が昨年より130.2%増となり、さらに今年のPCの検索量に比べて639.2%とモバイルでの検索が増加していることが伺えます。
世界の検索市場において第2位のシェアを有しており、米国NASDAQへ上場しているBaidu,Inc(本社:中国北京市、代表者:Robin Li)の日本法人です。2008年1月に日本市場向け検索サービス「Baidu.jp」をリリース以降、2009年12月に「Baidu Type(ベータ版)」(2011年3月に「Baidu IME』と改称)をリリース、さらに累計1200万ダウンロードを誇る日本語入力キーボード「Simeji」(2011年12月よりAndroidアプリ、2014年9月にiOS版提供)など新サービスを次々に公開しています。
Baiduオフィシャルサイト: http://www.baidu.jp/
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