(図①)デバイス別検索数推移(期間:2015年9月24日~10月7日)
(図②)時間帯別検索数推移(期間:2015年10月2日)
Baidu.jp プレスリリース
報道関係各位
2015年11月10日
バイドゥ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 Charles Zhang、以下バイドゥ)は、中国の国慶節期間(2015年10月1日~10月7日)に、日本からの百度検索を利用したユーザーに限定した百度検索ワードランキングを発表します。(検索の多い20,000ワードを対象に調査し、検索数をランキング化)これにより、訪日中の中国人が旅行中にどのような興味・関心があるか、その傾向を把握することが可能です。
訪日前の検索調査では、家電・化粧品・医薬品(医薬部外品含む)・日用品など多くのカテゴリの日本製品が検索されていることが見て取れたが、日本滞在中の今回は家電が大半を占めるという結果になった。比較的低価格帯な化粧品・医薬品(医薬部外品含む)・日用品は訪日前の検索や口コミにより作成される買い物リストに沿ってそのまま購入するのに対して、高価格でハイスペックな家電は購入直前まで比較・検討されることが見て取れた。また不動産価格などの検索も目立ったのが特徴だ。
同時に、「日元对人民币汇率(日本円対人民元レート)」「人民币汇率走势(人民元レート動向)」など為替レート両替、買物時に元換算するといくらなのか調べてもいるようだ。
また、アパレルでは、スーツ、ウェディングドレス、ストッキング、下着、ブラジャー、水着などの検索も比較的上位にランクインし、日本の可愛いファッションを取り入れたい女子の検索も顕著だった。
(百度日本法人 国際事業室 室長 高橋大介コメント)
“国慶節休み(10月1日〜10月7日)”日本滞在中の百度検索の主力デバイスはモバイル。同期間中、最終日の10月7日を除いて、全ての日でモバイル端末での検索数がPC端末での検索数を上回り、最大で約2倍程度モバイルが上回った。モバイル端末での検索は、“国慶節休み”前の9月27日から徐々に増加し、10月2日に最大。一方で、PC端末は、“国慶節休み”前の9月29日の検索数が最も多かった。ただPCも前年比を上回っているという点も忘れてはいけない点だ。
(図①)デバイス別検索数推移(期間:2015年9月24日~10月7日)
(図②)時間帯別検索数推移(期間:2015年10月2日)
10月2日(金)の時間帯別の検索数を見ると、検索数が最も多いのは22時台。22:00~5:59まではPC端末での検索が、モバイルを上回る。観光やショッピングから戻り、ホテルの部屋でじっくり明日の旅程を立てているのが想像出来る。日中の6:00~21:59まではモバイル端末での検索が、PC端末での検索を上回っている。
日本滞在中での検索は全体を通じて、PC端末で「家電」を検索している人が圧倒的に多い。また、家電製品のジャンル別でみてみても、10月3日を除いてPC端末での検索がモバイルでの検索を上回っている。多くの訪日中国人観光客が、直前まで家電製品を、PCでじっくりと下調べをしていることがうかがえる。
(図③)デバイス別家電商品ジャンル検索数推移(期間:2015年9月24日~10月7日)
※1位ワードの検索量を1とした場合の値
モバイル、PC別で、検索している商品ジャンルを見てみると、モバイルでは、「电饭煲(炊飯器)」「电动剃须刀(電気ひげそり)」など相対的に価格帯の安い商品ジャンルの検索が目立つ。一方で、PCでは「电视机(テレビ)」「电脑(パソコン)」など目立つ。テレビはそのまま中国で使えるわけではないが、チューナーなどを通して利用することが多いようだ。
(図④)デバイス別家電商品ジャンル検索数TOP10(期間:2015年10月1日~10月7日)
※1位ワードの検索量を1とした場合の値
世界の検索市場において第2位のシェアを有しており、米国NASDAQへ上場しているBaidu,Inc(本社:中国北京市、代表者:Robin Li)の日本法人です。
2008年1月に日本市場向け検索サービス「Baidu.jp」をリリース。現在は、累計1,700万ダウンロードを誇る日本語入力キーボード「Simeji」(2011年12月よりAndroidアプリ、2014年9月にiOS版アプリ提供)など新サービスを次々に提供しています。
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